大学のシリコンバレーインターンシッププログラムに参加します①事前研修

私の大学には様々なインターンシッププログラムがあり、その中の一つのシリコンバレーに二週間滞在し、現地で開発を行い、現地のイベントに出すシリコンバレーインターンシッププログラムに参加することができることとなりました。来週から二週間シリコンバレーに行って来ます。

それに先立ち、今週は事前研修として研修を受けました。自分の心境の整理と記録のためにささっとまとめます。拙すぎる文章で書きなぐります。

1日目

faboモジュールとArduinoを用いてサンプルを動かしました。faboブリックは回路設計が必要なく、簡単に、様々なモジュールを触ることができました。実際にサンプルを動かすことで新たなアイデアも浮かびました。最後には30分間のブリックを用いた自由開発時間を与えられました。いい案かは考えず、パッと思いついた強力アラームを作成しました。仕組みはアラームととても明るいLEDが光り、それを止めるには強く加速度センサを10回振らなくてはいけないというもの(LCDに回数を表示)。自分なりに、30分にしてはとても良いものが作れたと感じました。

 

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2日目

3Dプリンタやレーザーカッターを触りました。大学で使ったことがあったので問題なく利用できました。blenderよりもfusion360の方がなれれば簡単に3Dプリンタ用のデータはつくれそうです。

3日目

ラズパイの環境設定、faboブリックの使用

丁寧な資料が用意されており、特に問題は起きなかった。Jupyterすごく便利ですね。

4日目

チーム分けを行い、次の日の16時までのミニハッカソンを行いました。二年生でいろいろ話していたので二年生チームで固まることに。ハテナボックスを叩きたい!という理由からハテナボックスを叩き、色々なものが出てくるような作品を作ることに決定。役割分担で私はラズパイ側の制御を担当しました。Andoroid Studioを使ってblutooth通信でのラズパイの制御をサンプルとして行っていたので、pythonから値を送ってそれに応じた画像が現れる、という仕組みにしようと話をしました。全くAndoroid開発の経験がない中UIからスクリプトまですべて一人に頼むことになってしまい、徹夜となったようで、本当に頭が上がりません。ありがとうございます。

この日が終わる頃からAndoroid側が動かないかもしれない、ということでもしもの時のための発表用をUnityで作っておいて、と頼まれ、ハードを使うことが条件だったので、感圧センサと、せっかくなので昔買っていたUniduinoを使って簡単なものを作ろうとしました。が、この際実装の手順を飛ばしてしまい、この日は動きませんでした。公式の英語リファレンスをちゃんと読めていれば一発でした。

5日目

時間まで開発。ハード班がとてもいい感じのハテナブロックを作成。ラズパイの大きさ、使うブリックなど全てを考慮した完璧なデザイン。。普通に欲しい。

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1時間前にテストを行うも、BLE通信がうまくいかない。ちょうどUniduinoが動かない理由もVR部のUniduinoを使ったことがある友達に聞き解決したのでなんとかUnityでつくりました。(感圧センサが反応→スターが出てくるという、本当にしょぼいプロトタイプですが...)

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結局最後までAndroid側が動かず、発表へ。Android側の開発とてもがんばってもらっていたのに、とても悔しかったです。

ですがプレゼン担当のパフォーマー的にはどこまで開発できててたかも関係なかったようで、前日すぐ実装した音が出るプロトタイプだけのデモに。プレゼンはすべてまかせていたのですが、自分が1時間で作ったUnityのやつも使っていただけず(°°;)Andoroid開発をしたことも一切取り上げられず終わってしまいまたこれも納得できなかったので、こんなことを実装したかったよ!って終わったあと僕がUnityで作ったやつ単体でデモをするもあまりにショボすぎて反応ゼロ。大学入ってここまで恥ずかしい経験はなかったと思います。すべてがうまくいかず、先生の優しいフォローだけ入って終わりました。もうひとつの先輩がたのチームの開発物は本当にすごかったです。二日間でここまでできるのか、と本当に感動しました。

 

今回の研修ではひたすらに悔しい、恥ずかしい思いをしました。ですが、それによって自分の、このプログラムの目的や思いなどを再確認できました。そういう意味では良い経験となりました。がんばります。